久留米籃胎漆器|リバーランド

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久留米藍胎漆器とは福岡県の筑後地方の特産品で全国でも珍しい、竹を素材にした漆器です。籃胎とは「竹をはらむ」という意味です。削いだ竹を編んで作った器に塗料を何層にも塗り重ね、乾燥させた後、研ぎ出してグラデーションや艶を出しすため70もの手作業の工程を踏みます。上質な趣があり軽く型くずれがなく強度が高く防水機能があるため、食器類・器・テーブルウェアなどに適しています。福岡県知事指定特産民工芸品に指定されていますが現在、ほとんどは中国等の輸入品・中間品となっており、純国産品は希少で本場久留米産の籃胎漆器を製造している業者はここでご紹介している【末吉籃胎漆器:三代目 末吉正季】を含め2社となってしまいました。